漢方処方で「だるさ、疲れ」が改善した46歳男性の実例

漢方処方で「だるさ、疲れ」が改善した77歳男性の実例

身体のだるさ、疲れが取れなくて困っています…

こういったお困りの症状でお悩みの方に記事を書いています。

目次

漢方でだるさ、疲れを改善する

漢方でだるさ、疲れを改善する

先日、「だるさ、疲れがとれない」と仰られる男性の方からご相談を受けました。

身長が180㎝近くある、男性の方。責任のある立場でお仕事をしておられ、去年の忙しい時期から「だるさ、疲れがとれない」という症状が発生したようです。

また、坑コレステロール薬などの内服薬も服用しておられ、初めはお薬の副作用も疑いましたが、

結果的に、桂皮を主としたシンプルな構成の漢方薬で改善しました。

漢方的に「だるさ、疲れがとれない」を可視化します

金匱要略という漢方の古典に、「血痺虚労」という病態が記されています。

血痺虚労…漢方医学における病態の一つで、血行不良による疲労と倦怠感、そして精神的な興奮状態を伴うことを指します

漢方では「虚実」をみます。

「虚証」とは、体力が低下し、病気に対する抵抗力も弱い状態を指します。一方、「実証」は、体力が充実しており、病気に対する反応が強い状態です。

体格が良く、筋肉質。体重もそれなりにあって、以前はスポーツをされていた。この方は一見「実証」のようにも見えます。

しかし、運転中に眠くなる。ここ最近便秘気味かと思いきや、いきなり下すなど胃腸の調子が良くない。そして、脈に力がない。

といった身体所見から、「血痺虚労」。つまり「虚証」と判断いたしました。

さて、漢方薬の効果やいかに

どうやら漢方薬服用初日に効果を実感されたようです。

だるさ、疲れが取れてよく眠れるようになりました!!

こういったお声がまた聞けました。お役に立てて何よりです。

これからも1人でも多くの方を、漢方で助けられますように。

漢方薬は近年、ネットで簡単に手に入るようになりましたが、的確な処方をするためには専門的な知識、病態の見立てが必要です。

重要なのは、病態を東洋医学的にどう捉えるかです。

  1. 病因(なぜそうなったか)
  2. 病機(どこの機能が低下しているか)
  3. 治則(どうやって治せば良いか)
  4. 方剤(薬草をどのように使えば良いか)

「漢方のハセガワ薬局」へご相談いただければ、あなたに最適な漢方薬をご提案いたします。症状にお悩みの方は、ぜひご相談ください。

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