【桔梗(ききょう)】漢方薬に含まれる生薬の効能【生薬解説】

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【桔梗(ききょう)】漢方薬に含まれる生薬の効能【生薬解説】

ポイント

寒熱両証に使用可能。咽喉の病変には桔梗が引経薬として用いられる。昇散性が強く、諸薬を持ち上げ上焦の病症へ導く。

引経薬・・・”引”とは、引っ張っていくという意味を持ち、他の薬物のはたらきを特定部位にいっしょに運んでいく役割を持つもののことを言います。

桔梗の漢方的効能

  • 排膿、去痰作用
  • 咽頭の炎症を抑える(風熱を発散し、咽頭痛、嗄声に使用される)
  • 鎮咳作用(鎮咳効果は弱い)
  • 肺気の鬱滞を除く
分類 化痰止咳薬
基原 キキョウ科キキョウの根
薬性 微温性
用法 3〜6g
注意点 陰虚の慢性咳嗽には禁忌

桔梗が含まれる漢方処方薬

桔梗石膏、桔梗湯、排膿散及湯、十味敗毒湯、清上防風湯、杏蘇散、桑菊飲など

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この生薬解説は、一人でも多くの人に生薬の素晴らしさを知ってもらいたいと思い作成しました。これから漢方を習う方、興味がある方、よろしければブックマークお願いします^_^

引用参考文献

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