【真心を込めて】漢方を卒業された患者さま

【真心を込めて】漢方を卒業された患者さま
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「野口さんて、ドラえもんみたいですね」

「野口さんて、ドラえもんみたいですね」

本日、漢方を卒業された患者さま(Aさん)が、そのように言って下さいました(笑)。

来て頂いた時に訴えておられた症状は、動悸と不眠。医療機関にはかかるものの、症状の原因が分からないまま困り果てていたところ、知人の紹介で当薬局に来て下さいました。

一番最初に出した漢方薬が動悸不眠にはよく効いたのかなと思います。ただ、その後の体調不良(めまいやふらつき、疲れ易さ)がなかなか改善しませんでした。

これはもしかしたら、と思い受診勧告を行い血液検査をしてもらったところ、フェリチン値とヘモグロビン(Hb)値が異様に低値であることが判明。

「鉄欠乏性貧血」による症状であり、漢方薬とともに鉄剤を継続して服用することで、めまいやふらつき、疲れ易さなどの症状が改善してゆきました。

ドラえもんみたい

Aさんはこう言って下さいました。

なんでドラえもん?って思ったのですが、患者さま曰く、困った時に四次元ポケットから漢方薬を出したり、場合によっては病院に行くことを勧めてくれるからだと。(そんなユニークなこと言ってくれてちょっと嬉しい)

Aさんとはお互いの子供のこと、趣味、他愛のないお話をたくさんしてきました。そのお話の中で、いつも元気をもらっていました。

漢方家あるあるだと思うのですが、患者さまからをパワーを貰うことが確かにあります。

自分の足りない部分を補って下さるのは、間違いなく患者さまの力だと思うのです。

こうして薬局まで足を運び、ご自身の体調のことを詳しく話してもらい、お薬が合ってるかどうかの効果判定を行い、波打つ症状に不安を抱えながらも漢方薬を煎じて服用して頂く。

これはとても大変なことだと思います。なので、声を大にして言いたい。

ご自身の身体を治しているのは、患者さまご自身の力です。

2026年の抱負は「真心を込めて」

2026年の抱負は「真心を込めて」

患者さまの不安の多くは「何が起こるか分からない」という情報不足から来ます。漢方相談で特に重要なことは、問診の徹底です。

聞いて聞いて聞きまくります。患者さまにはとにかくたくさんお話してもらいます。

一番大切なことは、患者さまの不安な気持ちに少しでも寄り添い、真心を込めるということだと思っています。

また、当薬局の「患者さまのお悩みを漢方薬で改善する」という理念を掲げてくる以上、的確な漢方治療を行う為の技術を、今以上に研鑽しなくてはなりません。

真心を込める&技術を磨く。2026年、とにかく真摯に患者さまと向き合っていきたいと思います。

Aさん、どうかお元気で。もし体調のことでできることがあれば、いつでもいらして下さい。お近くに来られた際は、薬局に寄って、お茶でも飲んでいって下さい。

またどこかでお会いできる日を、楽しみにしています。

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